関ジャニズム LIVE TOUR 2014→2015

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関ジャニ∞のレコ発ツアーに行ってきた。

般若の面が応援アイテムのアイドル

般若の面が応援アイテムのアイドル


アルバム「関ジャニズム」のレコ発ツアーという事でアルバムを聴き込んでから向かった。

関ジャニのライブには「この曲はどの編成でくるのか」という予想する楽しみがあって、大変楽しみにしていた。
なんていうか、ここ数年あまりに関ジャニ∞が好きになりすぎて、結果東京ドームでの公演3日間ぜんぶ行ってきた。

開演

場内SEとして流れたアルバムに収録されている童謡風の一曲「おえかき」のインストが終了すると
テーマパーク風のオープニング映像が流れて本編が開始。
アルバムリード曲である「EJコースター」でメインステージから登場。
1曲目にぴったりな軽快なダンスチューン。めっさテンションあがるわ。

続いて代表曲である「無責任ヒーロー」という会場あたためまくりのセットリスト。一人ずつトロッコに乗って会場を移動。
今回はじめてペンライトを購入してみたが(2パターンの光り方するのすごい)この時点で手汗がおびただしい量になっており
そのうち手からツルっといってしまいそうで不安で使用を断念した。

トロッコを降りてセンターステージで最新曲「がむしゃら行進曲」を披露。
ラッキィ池田氏によるがむしゃら感満載な振り付けも予習済みだったので、がむしゃらに踊ってやった。
歌いながらセンターステージからバックステージへ移動し、W杯イメージソングなのに長らく配信限定で幻の名曲状態だった「RAGE」を熱唱。
この曲がまたかっこよくて「Oi!Oi!」ってやりたい気持ちを半分押さえて拳をあげる。
アイドルのライブにはアイドルのライブのルールがある。

村上君恒例の挨拶「バカになろうぜ」で気持ちが盛り上がった所で、RIP SLYME提供曲「FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN」
大倉君の低音パート、渋谷君・安田君の高音パートなどグループの音域の広さと声質の豊かさを楽しむ。
ヒャダイン提供曲であり、前作「JUKE BOX」の「TAKOYAKI IN MY HEART」の流れを汲みまくりの一曲「三十路少年」
30程度じゃ言う程大人じゃねーぞ!でも身体はしっかりガタきてんぞ!という、若さと老いの間で拮抗する30代の入口を歌ったせつないナンバー。
大人になり、高い時計つけてこじゃれたバーに通っても、おうちや海の家で食べるカレーライスが大好きだったり
ブランコ見つけたら立ちこぎしちゃうけど、翌日大臀筋あたりが妙に痛んだり、朝なんかダルくて起きられなかったりするものなのだ。
(余談だけど、ヘリコプター見たらテンションMAXになるけど飛行船見つけた日にはテンションふりきれるよね。)

「TAKOYAKI〜」に続き、メンバーにまつわる小ネタが盛り込まれているため、それぞれのキャラクターを知る事のできる名刺のような曲になっている。
曲中に腕立て伏せソロやギャグソロを持っているのは関ジャニくらいじゃないだろうか。
ちなみに村上君の腕立て伏せソロは指で行っていた。さすがジャニーズ。

 

シャッフルユニット

センシュアルな映像とパフォーマンスで会場が悲鳴で包まれた横山君・大倉君の「アダムとイブ」
ド直球で狙って来ている楽曲を顔面偏差値の高い2人が歌い踊るという何もかもド直球のユニットだった。

錦戸君・安田君の「アイスクリーム」は、さわやかギターロック。
アイスクリーム型のマイクを持って歌い踊る姿に「大変かわいらしい」と思ったんだけど
この30過ぎのお兄さんたちに「かわいい」という感情を持つ事は正しいのか失礼なのかいまだにわからない。

そして渋谷君・丸山君の「道」
個性的で華のある力強い渋谷君のヴォーカルと、優しく哀愁を帯びた丸山君のヴォーカルの、歌唱力の高い2人によるバラードナンバー。
段ボールで作られた兜と、真っ白い布の服という頼りない装備と裏腹に歌い上げられる楽曲の力強さよ。

それから映像を挟んで全員揃って、アルバム曲「Masterpiece」と、シングルカップリングで、情熱的でスパニッシュな「フローズンマルガリータ」のダンスナンバー2曲
ミドルナンバーの「ふたつ手と手」をしっとり歌い上げた後に、会場後方にあるステージで「CloveR」を披露。

「T.W.L」では、タオルをまわす演出があるが、渋谷君がタオルゆ〜っくり回して「ホコリっぽい!」って仕草をしたのがかわいかった。
昔、HEAVENS ROCKさいたまか何かでスクービードゥーを見た時に
生まれて初めて密室タオルまわしを経験したんだけど、ものすごいホコリで死ぬかと思ったので気持ちはわかる。

お次はデビュー曲のC/Wで根強い人気曲「Cool Magic City」
とても好きな楽曲なので、ライブで聴けたのが嬉しかった。

MC

ざっくり記憶に残っている話題。

初日

・錦戸君(ドラマ撮影中)以外のメンバー全員でカラオケに。
・横山君がおじいちゃんへの想いをこめたソロ曲を、丸山君が横山君にリクエスト。グッときすぎてカラオケ開始30分で全員泣く。リクエストした本人が一番号泣。
・村上君が「ハナミズキ」リクエスト→渋谷君が歌う→それを聴いてウミガメの産卵みたいに静かに泣く大倉君→泣く姿が愛しくなってそっとキスする丸山君 とんだケミストリー
・自分以外のメンバーみんなが楽しかった様子を寂しげな表情で聞いている錦戸君の顔がモニターに映し出される。かわいそう。
・錦戸君が横山君の電話番号を5万人の前で5桁ほどバラす
・村上「あと6桁やみんな頑張れ!真剣な悩みの時だけ相談して!」
・横山「5万人の真剣な悩み受けとめんの俺しんどいわ」

2日目

・丸山「今日ドラマの最終回なんですけどみんな急いで帰って猫とか踏んでもアレなんでここにいる人は無理せず帰ってから見てください」
・丸山君、渋谷君、突然の猫の真似からの、丸山君が渋谷君の帽子を脱がせて髪の毛を掴む
・大倉「お前、(渋谷君は)先輩やぞ!!」と、丸山君を静止するが、その際腕につけていたアクセサリーが渋谷君の頭にヒット
・渋谷「金具が!」
・横山「バリカンで2mmくらいに刈るって言ってたのに上の長いところ残したのはマルのためなんやろ。マルがよく掴むから」
・渋谷「そうそう・・・いや、ちが、ちがう!」(ノリツッコミとかじゃなくて、突然のネタフリに動揺してなぜか一回肯定する)

3日目

・丸山「さっきインタビュー受けたんですけど、俺の所が2〜3秒の尺で多分うまく使ってもらえると思うんでみんな見てね」
・同じジムに行ってて、たまたま並んでエアロバイクこぐ事になった渋谷君と横山君。フロアに流れているTVでたまたまぬ〜べ〜のCMが流れて、2人してTVをチラっと見るも、それについて会話はしない。
・大倉「横山君って日常会話ホンマにへたくそやね。」
・錦戸「俺とジムで会ってもそうなんの?(不安そうな顔)俺もし横山君見掛けたら握手しに行くで?」
・横山「ホンマ来そうやわこの子」
・大倉「(今度一人一人ロケ行く特番ありますという話題で)みんなロケとかうまくて面白くてすごい。俺は最近へたれなところしかうつんない。だから目立とうと思って金髪にした」
・丸山「そろそろクリスマスなんだけどプレゼント交換しない?」 ※プレゼント交換したいと3日間言い続けてた
・錦戸・渋谷、納得いかなそうな様子、横山・丸山が推す。どっちつかずの安田君。
・横山「やすすはどうなん?」
・安田「なんやねんいきなりやすすってもう30やぞおかしいやろ」
・丸山「やすす〜!」安田「来んな!」横山「やすすはどっちなん?クリスマス」渋谷「やすし?」 もう誰だそれ。どこのアイドルプロデューサーだ。

3日間ともMCが面白かった。関西弁のテンポは軽快でいいなぁ。

ソロメドレー

村上信五A.K.A KINGの『愛 love you』
夏の「十祭」ではJOKERさんのラップを披露してくれた村上君だけど、JOKERからKINGに華麗な転身を見せてくれた。
月曜から夜ふかしでは散々いじられまくっているKINGさんだけど、村上君の歌も少しずつ表情を増しているというか「でかいアメ車黙って乗って」あたりの色っぽさはびっくりしたし
この曲のラップパートからもわかるように、十祭での「A・RA・SHI」が好評だった事から生まれたであろうこのKINGさんというキャラクターに、今後の村上君の新たな可能性を感じている。
この曲のC&Rのあたりにメンバーの声っぽさを感じていたけど気のせいだった模様。

ここから10周年のソロメドレーに入る。
村上君はアルバムのユニットとソロが同じになってしまったので、個人的には村上君の別のソロも聴きたかった。
もっと言うと「しょーがないでしょー!」が聴きたかった。

大倉君のソロ曲「Butterfly I loved」
彼はもしかしたら東山君や光一君や滝沢君みたいに、スパンコールとか羽根とかついた衣装で空飛んだりするジャニーズになりたかったんじゃないだろうか。
今こそ長身と甘いマスクと太鼓のうまさでお茶の間の人気者になった彼だけれど、デビュー当時、特にファンとかいう訳じゃなかった自分は彼の存在をしらなかった。
そして日曜日の朝の番組で彼らを見ていて、その番組で垣間みるキャラクターから、彼の事は「ヘタレの兄ちゃん」という目で見ていたんだけど
こんなTHEアイドルなかっこいい曲を歌い踊る事ができるなんて。ごめんね君の事勘違いしてた。

錦戸くんの「愛以外なんでもない」
私は正直彼の事をあまり好きではなかった。怖いし。遊んでて怖い人ってイメージしかなかった。
しかしコンサートのMCやDVDのおまけ、バラエティ番組などで見せる
「関西人というだけで面白いという期待をされる」という重圧と戦っている姿を見る度に
「あらやだこの子かわいい…」と思うようになった。
錦戸亮というのはほぼ巨人軍のようなもので、世間からは、かっこよくて当たり前とされている。
横山君が彼を「うちのエース」と呼ぶ事からもわかるように、
現在放映中の「ごめんね青春」の平助のような情けない役もこなせる上に
オールスター感謝祭のウォールクラッシュでは軽々とクリアを見せつける、もう関ジャニきってのスターなのだ。
最高に格好いい錦戸亮でいるための努力もあるだろうし、天性の才能もあるだろう。
そのどちらなのかを感じさせない圧倒的なかっこよさ、人を魅了する力を持っている人だな〜と改めて思った。

それから横山君の「Fantastic Music」と続く。
私はこの曲知らなかったんだけど、会場の合いの手が完璧で、会場と一体になったパフォーマンスを見せていただいた、といった感じだった。
音源にはなってないのかな?すごい聴きたい。

横山くんの後はメインステージ上手のTAKOYAKIオールスターズの前で、渋谷君の「Revolver」
坊主に革ジャン、マイクもワイヤレスではなく赤いシールドのついた58に持ち替えてのザ・バンドスタイル。
東の滝沢・西の渋谷と言われていた頃の危うげな少年の面影はないけれど、個人的には年齢を重ねた今の彼のスタイルの方が好きだ。
最後のシャウトなんかデーモン閣下みたいになっててすごい格好よかった。

続いてメインステージで安田君のソロ曲「アイライロ」
ギター弾き語りのイントロで始まり、このままギターかと思いきや、ギターを置いて踊った。
スカート履いたり、ネイル塗ったりする乙女系という話はよく耳にするけど
階段を降りながら歌い踊る姿は非常に力強く男っぽくて、まるで舞台の一幕のようで
ギターもダンスもうまい器用な安田君の魅力がつまったパフォーマンスだった。

そしてジャングルの入口みたいな音楽が聴こえてきて、丸山君の「ワンシャン・ロンピン」
私は彼のアイドル性の高さは関ジャニ1であると思っている。
ソロ曲でメンバー自ら作詞となると、恋愛の歌になりがちなところを
「MAGIC WORD」「ワンシャン・ロンピン」のような「みんなで一緒に楽しもうよ!」みたいな曲を書いてくれる。これこそみんなのアイドルだ。
丸山君はどこまでも優しい嘘つきであり、ファンはその優しい嘘をちゃんと彼のファンへの愛として受け止めている。なんて平和な空間なんだろう。
誰も特別にしない事でみんなを特別な気持ちにさせてくれる、素晴らしい才能の持ち主だと思う。
ただ、この曲の世界観はすごい事になってる。クラスに一人はいたお調子者の男子がそのまんま30過ぎたみたいな奇才。優しさと危なさのハイブリッド。怖い。

渋谷君がギターをかき鳴らし、骸骨のピックを壁に投げつける映像が流れた後は
「骸骨」ことSHUREの55SHを握りしめた渋谷君の歌から入るロックチューン「絆奏」
ここでも「Oi!Oi!」ってやりたい気持ちを半分押さえて拳を突き上げる。
続いて、高橋優提供曲の「象」
「絆奏」「象」などをバンド編成ではなく、あえてメンバー全員が55SHを持ったロックチューンでのコーラスワークにしたのは
モノクロで次から次へとメンバーを映していく映像も相まって非常に格好よかった。
バンドでやれば当然格好よくなる楽曲を、ダンスでもなく歌だけで魅せてきたのには、やられた。
アイドルにしかできないロックだ。格好いい。

高橋優さんといえば「福笑い」「靴紐」のようなさわやかな楽曲から「頭の中そればっかり」などの内に秘めた欲望や葛藤をぶつけた曲まである稀代のシンガーソングライターであるが
後者である毒高橋な曲を提供してくれた事がとても嬉しかった。
格好いい曲だけに、全員にメインパートが与えられなかった歌割りは少々残念。

メインステージに戻り「キングオブ男」でロックチューンから歌謡曲への雰囲気にシフト。
「好きやねん、大阪」「ワッハハー」等のヒット曲をメドレー形式で披露。
「ゆ!ゆ!」という独特なコールが入る、メンバーの安田君と渋谷君が作った「ゆ」でガンガン盛り上がった後は
村上君のしっとりとしたピアノソロから始まり、横山君のトランペット、丸山君のベース、と、徐々に始まるバンドセッション。
大倉君のドラム、錦戸君、安田君のギターに渋谷君がブルースハープを吹き鳴らし
TOKIO長瀬君の提供曲「ドヤ顔人生」へとつながる。
長瀬君が、関ジャニにならと楽曲提供を決めたというだけあり、現在の関ジャニ∞というバンドにぴったりな曲だと思う。
それから、Mステでの「ハイロウズの次くらいにわかりやすい当てぶり」が記憶に新しい
峯田くん提供の「言ったじゃないか」(余談だけど「ごめんね青春」超おもしろい)から、ラストの「LIFE」までバンド編成で披露。
 
アンコール前に「関ジャニズム」というタイトルに込められた想いについての映像が流れて、「関ジャニズム それは」という文章の後、「想いを伝え続けること」と言うんだけど、
日替わりで別のメンバーが担当しており、最終日の渋谷君の声が、いつもあんなに激しい歌を歌うのにすごく穏やかで優しくて、じんわりきた。
そしてそこからの「オモイダマ」という完全泣かせに来ているセットリスト
最終日の村上君は、目に涙をいっぱいためていた。もらい泣きしかけた。

今回はバンド編成が少なかったなーと思ったけど、本当にあっという間で楽しい時間だった。
また次のツアーも見に行きたいと思う。という訳でファンクラブは来年も継続決定だ。

セットリスト

M1. EJ☆コースター
M2. 無責任ヒーロー
M3. がむしゃら行進曲
M4. RAGE
(MC)
M5. FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN
M6. 三十路少年

M7. アダムとイブ(横山、大倉)
M8. アイスクリーム(安田、錦戸)
M9. 道(渋谷、丸山)

M10. Masterpiece
M11. フローズンマルガリータ
M12. ふたつ手と手
M13. CloveR
M14. T.W.L
M15. Cool Magic City
(MC)
M16. 『愛 love you』(村上信五 a.k.a. KING)
M17. Butterfly I loved(大倉)
M18. 愛以外の何でもない(錦戸)
M19. Fantastic Music(横山)
M20. Revolver(渋谷)
M21. アイライロ(安田)
M22. ワンシャン・ロンピン(丸山)

M23. 絆奏
M24. 象
M25. キング オブ 男!

M26. 好きやねん、大阪
M27. ワッハッハー
M28. 関風ファイティング
M29. あおっぱな
M30. へそ曲がり
M31. ゆ

M32. ドヤ顔人生
M33. 言ったじゃないか
M34. LIFE〜目の前のむこうへ〜

EN1. オモイダマ
EN2. 無限大
EN3. ズッコケ男道

W EN. Eightopop!!!!!!!

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