数年ぶりにSUMMER SONICに行ってきた。
1日目
入場に時間がかかってしまいWhite Ashが見られなかった。
気を取り直してTOKIOのためにレインボーステージへ向かう。
TOKIO
RAINBOWでTOKIO
興味はあったものの行く機会もなく、はじめてのTOKIOだった。
事前にベストアルバムを購入し、オリジナルアルバムも数作聴きこんでから行った。
TVで見るときとは違う真剣な表情で演奏する彼等の表情がどんどん和らいでいって
ラストのLOVE YOU ONLY大合唱は、みんなに愛され、みんなの日常を少し幸せにできる力を持つ存在こそがアイドルであるなら
TOKIOは今日本で一番幅広い人達に愛されているアイドルなんだと心から思える瞬間だった。
実にいいライブだった。
the1975
マリンスタジアムにてthe1975
ビール+唐揚げを楽しんだ後の椅子鑑賞だったので半分寝てて超気持ちよかった。
いいバンドの演奏聴きながら寝るなんて贅沢にすごせるのはフェスの醍醐味。
マリン前でトラックに乗ってお水まいてるお姉さんめっちゃかわいかったけど
載せていいのかわかんないから口元から下だけのせる。
サマソニはかわいいキャンギャルがいっぱいいて天国。
jamaica
SONIC STAGEにてjamaica
Short and Entertainingしか知らないけど、その1曲が好きだったのでチラ見
気づいたの遅くて最後の方しか見られなかった。
ghost
EARTHじゃなくてなんだっけあの一番大きいステージでスウェーデンのメタルゴシックバンドghost。
ステージに書割の柱が垂れ幕としてかかっていて、その佇まいとあわせて荘厳だった。
黒い修道士のような衣装と骸骨のようなメイクのVoが美声を轟かせている様は完全に黒ミサで、
すごいとこ来ちゃったな感があったけど、意外と曲はとっつきやすくて
VoさんのMC優しいし、人は見た目によらないなと思った。彼は人なのかな。人だよね。
メタル界隈は悪魔とかの可能性があるからそのへん気をつけないとな。
MEGADETH
ハイパーメタルタイム発動により、そのままメガデス。
いきなりHanger 18→wake up deadという「あんまり詳しくは聞いたことないです」というレベルの私にも優しいセットリストだった。
あとskin o’ my teethとかshe-wolfとかやってた。なんだよ優しいな。ありがとう楽しかったよメガデス。
CIBO MATTO
SONICでチボ・マット。
もう見られる事はないのだろうと思っていたアーティストが見られることになると
あ〜生きててよかったな〜って思うものだ。
新譜をチェックしていなかったんだけど、ライブでやった曲とってもよかったのでちゃんと聴きたいなと思った。
大好きなBBQが聴けたので満足。
phoenix
SONICでphoenix
中学生の時に好きになって以来、ライブを見る機会はなかったPhoenix。やっと見た。
下界はものすごい熱気で丈の長いパンツ履いてきた事悔いるレベルだったけど
ギターの人長袖シャツにカーディガン着てた。シャレオツ。
不朽の名曲If I ever feel betterの盛り上がりったらなかった。
ヴォーカルが前出てきた時に逃げ遅れたので、足が大惨事になったけど
phoenixのステージは音楽も照明もすんごいかっこよかった。
テンションのあがった海外からのお客さんが怪しいパイプ加えてスイッチ?をカチカチしてた。
喫煙禁止だよ。ていうかそれそもそも何の煙?こわい!って思いながら見てた。
このステージの後、泥酔した外国人に「フリーハグだよ!飛び込んでおいで!」って絡まれたし
今回のサマソニ全体的に外国人のお客さんが怖かった。
稲川淳二
夜更けのキャンプエリアの片隅、広がるのは漆黒の海と空という絶好のロケーションでの稲川淳二の怪談ナイト。
稲川さんの語りにどんどん引き込まれ、照明がだんだん暗くなっているのにも気付かない。
怖いから次で帰るぞと思いつつももう一話…と、ついつい聞いてしまった。
帰り道に前を歩いていた20代前半っぽい男女グループが、サゲでみんなざわざわしたド直球の怖い話について話してて
「あの人形の話さぁ〜、あれって何が怖かったの?」
「よく考えると怖い系のやつじゃない?」
っていう話しててそれが一番怖かった。これがゆとり教育か。いつでも人間が一番おそろしい。
数駅離れた駅に宿を予約していたので、稲川淳二聞いた後の1人ホテル(角部屋)というなんとも怖い状況だったけど
一日中歩きまわって疲れたしむくみそうだよね〜って事でバスボム入れて優雅に入浴かましてきた。
ホテルに一人で泊まるときは、鏡にうつった時に何かと一緒に写ったら怖いので、
ダメージを減らすためにも初回は必ず変な顔でうつる事にしている。多分そのせいでいつも何も起きない。
2日目
パスピエ
おっきいステージでパスピエ
なぜリンクがこれかというと、この曲で存在を知り、興味を持っていまだバンド本体の曲を聴いていなかったから。
最初間違えてレインボー行ってて全然違うバンドで
「あれ、パスピエってバイオリンいるんだ〜。ボーカルもうまいけどなんかイメージと違うな〜。」って思ってた。
全然違うじゃんって急いで行ったら最後の一曲だけ聴けた。
THE ORWELLS
私の好みど直球なタイプのバンド。こういうの好きだよ。
カレーとか焼きそばとかそういう感じだ。外れはそうそうないだろうという。
気になっていたバンドだったのでライブ見られてよかった。
CHARLI XCX
SONICでcharli xcx
Icona Popのゲストヴォーカルでおなじみcharli xcxちゃん。
フレッシュで歌がうまくて、とってもかわいい。
I Love itも歌ってくれた。かすかに脳裏に中島健人君のことを思い浮かべた。ひと夏の恋。
きゃりーぱみゅぱみゅ
続いてもSONICできゃりーちゃん
連れが見たがっていたので付き合い程度の気持ちだったんだけど、特に興味なくても来てると楽しいもんだなっていう、ディズニーランドみたいな感じだった。
とにかくきゃりーちゃんは声がかわいい。
途中から規制がかかっていたらしく、外への出口が封鎖されていて無風に人だかりで地獄みたいになっててぐったりした。
きゃりーちゃん規制でぐったりする中、脱出後に買った冷茶が本当に美味しかった。
ガッツリ系の出店が多い中、ご飯でもお酒でもないな…って時に見つけたオアシス・冷茶。助かった。
森高千里 with tofubeats
RAINBOWで森高 with tofubeats
リンク貼ってはじめて気づいたけどジャケ絵MEMOさんだ。
森高がほんっとにかわいかった。
オバさんになったらミニスカートはとても無理よとか言ってた癖に、いまだにミニスカート似合っていやがった。
Tofubeatsさんのリミックスもすごく格好いいし、なんて素敵な組み合わせなんだろう。
この曲をこんな風に!という驚きもあり、原曲のいい所を生かしたところもあり、森高ファンとして嬉しかった。
企画した人にビールごちそうしたい。とても気持よく踊れた。
森高誰かと一緒なの?tofubeatsさん?知らないなぁ?と思っていた自分に説教したい。
Ben Watt with Bernard Butler
続いてRAINBOWでKANA-BOONを見ようと思っていたんだけど
トイレ寄った帰りにSONICで超かっこいいステージやってたので見入ってしまった。
ええ〜何これ超いいじゃん…って聴いてたけど
Everything but the girlの人だってあとから知った。す、好きな奴〜!!
私は何も知らない。だからいつも目の前がフレッシュで楽しい。という解釈。
THE HORRORS
sonicでhorrors
「horrorsを見に来たbawdiesをキャーキャー言いながら追いかけ回す女の子」という様子が見られたらしい
(トイレ行ってて現場には遭遇できなかった)
まるでビートルズのようだ。
トイレ行ったり荷物まとめたりしていたのであんまりちゃんと見られなかった。
PIXIES
SONICでピクシーズ。
Pixiesを待っている時に高校時代のベースの恩師から急に連絡があって、久方ぶりの邂逅。
積もる話をした。先生がビール飲ませてくれた。一緒にお酒飲めるようになるとは感慨深い。
先生は相変わらず先生だった。変わらない人だ。
そしてピクシーズ。キムが抜けてピクシー感ゼロのビジュアルになったピクシーズ。
サポートベースが女性だったので無事ピクシー感を出せていた。むしろキムよりピクシー感高い。
キム腕相撲強そうだもんね(キムのことは好きです。ブリーダーズも好きです。)
ピクシーズは1985年結成、私と同い年だ。ついでに言うとTHE BLUE HEARTSとおニャン子クラブも85年結成だ。
自分の産まれた年からやってる(ブランクはあるものの)バンドの古い曲が
今聴いてもこんなにかっこいいので嫌になる。
2曲目でもうwave of mutilation持ってきちゃうもんね。なんなの最高なの。
電車の関係で最後まで見られないかなと思っていたけど無事に最後まで見られて、本当に嬉しかった。
でも、でもさ、アンコールやんなくてよかったの?いや、全部見られて助かったけれども。
アンコールって結局予定調和じゃん最初っからやる事決まってるじゃないのと思う事もあるけど
いざアンコールがないと「あれ?平気かな?」って思う。そんな存在。また会おうアンコールよ。
ずっと「うすぼんやり明るく光ってるステージ」の写真や動画撮影しつづけてる人が多くて
気持ちはわかるけどあとで見て「なにこれ」ってなるやつだしそもそも撮影禁止だかんねとイライラしたりもしたけど
ロックフェスはいいものだな〜と改めて思った。