ペンギン・ハイウェイ

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森見登美彦さんの「ペンギン・ハイウェイ」を読んだ。

作家さんの名前も作品も聞いた事はあったけど、読むのは初めてだった。
そしてこんなに読み終えるのが寂しい小説は久し振りだった。

歯科医院のお姉さんと謎のペンギンの発生、様々な謎をめぐるアオヤマ君の一夏の研究ノート。
かっこいいノートとか、研究とか、基地とか、子供の頃を思い出してとてもワクワクしながら読んだ。
アオヤマ君は、賢くて、背伸びをしてるけど、とても素直で子供らしい。
だからよくある「大人ぶった子供」とは全然違っていて嫌いになれないし
むしろお姉さんやまわりの大人がアオヤマ君をかわいがる気持ちがとてもわかる。

不思議な夏を超えて少し大人になったアオヤマ君がこれからどんな男性に育って行くのか
そう考えるのもなんだかたのしい。すごく好きな作品ができた。

「ほっと文庫」という入浴剤とセットになった小説があるらしく
その作品でアオヤマ君の「ペンギン・ハイウェイ」以前のお話が読めるらしいので今度探したいんだけど、
これって入浴剤売り場に売ってるのかな?
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