こちらの本から。裏表紙でも使われているダミエを編む。
作者のレベル感
棒針チョットデキル。編んだことあるのは、マフラー、手袋、帽子くらい。柄や模様を編んでいくのが好き。
かぎ針編みはあんまり好きじゃなくて20年ぶりくらいにやる。ほぼ初心者。
手工芸全般が得意なスーパーお母ちゃんが元気なうちにノウハウを伝授しておきたいので
かぎ針編みもちゃんとやっておくか、という気持ちで挑んでいる。成長の記録です。
これまでの道のり
Damier(ダミエ)を編む
こちらのチェック柄がかわいいかばん。これまでのチャレンジより、サイズ感が少し大きい。
棒針でも柄を編むのが好きなので楽しみ。斜行せずに編めるかな〜。
材料
マニラヘンプヤーン Col.507 ストロー
今回もマニラヘンプヤーン。まだ160gくらいあるのでこちらを使っていく。
マニラヘンプヤーン Col.510 ブラック
ミース・ファン・デル・ローエは言いました「Less is more.」と。
引き算の美ですね。とてもすばらしいことです。
しかしその昔ミッシェルガンエレファントが「見てえのに見れねぇヤツがいるから、デカいハコでやる」と言って横浜アリーナでライブをやったことがあってですね
その精神も今に引き継いでいきたいなってことでね。編みたいのに編めないとイヤなのでデカい糸を買います。200gだ。イエーイ。
編んでいく
の前に、今回は2本どりで編む作品なので、必要量を半量ずつにわけるところから始めます。
マニラヘンプヤーンを特大サイズで買ってしまった事をいきなり後悔します。
ラップの芯を用意して延々巻いていきます。しっかり巻いているはずなのに、端からどんどん溢れゆくマニラヘンプヤーン。
もう後戻りできない。やるしかない。
ベージュを適当に巻いたらえらいことになったので、黒はキッチリ巻いていく。溢れずにうまく巻けた。経験が私を強くしてくれる。
気を取り直して編んでいったのだが、柄が1段編めたところで、なんかこう・・・上が膨らんでいらっしゃる感じ・・・。
あんまりギュッと編んでいくと黒がきれいに出ないから、ちょっとふわっと四角くなるように編んでいかないとなぁ、と途中で思って、途中からそう編んでいったのがいけなかったんだと思う。
あとは作り目ももう少し大きめに作るべきだったな。
一旦ほどいてやり直すか考えたけど、マニラヘンプヤーンは一度ほどくと大変編みづらいのでこのままいってしまえという事ですすめる。台形のバッグになったらそれはそれということで・・・。
ミース・ファン・デル・ローエが「God is in the details.」と囁いているけど全力で無視していくよ。
柄が2段編めた。やっぱりちょっと膨らんでる。そして斜行してる。つらい。
持ち手のところまできたけど、11×9センチの金具よりあきらかに大きい。大丈夫なのかしらコレ・・・。
なんとかなるっしょとゲージを作らずに進めた結果がこれだ。素人はこれだから。
完成
完成と言っていいのか?これが?という感じだけどひとまずこれが今の私にできるダミエだ・・・。
持ち手はなんとか嵌められたけど、ご覧の通り裏表で位置がズレてしまった。なんとまぁ。
柄編み自体は糸を変えていくだけだからなんてことはないけど、まっすぐに、四角く、輪を編んでいく難しさがわかった。これまでは作り目を両側からとっていって輪にする方法だったので、鎖編みをぐるっと輪にして最後に縫い合わせるタイプは初めてで
きちんと両面を意識して編んでいくべきだったんだけど、編み始めた段階ではドーナツみたいになっちゃっていて、多分そこが一番よくなかった。円周の外側になればそりゃ膨らむわ。
一応完成はしたものの、全然納得のいくものではないので、もうちょっと上達したらまたチャレンジしたいな。
力の入れ方やかぎ針の持ち方をちょっと変えたりして、前2つより指が痛くなったりせずに編めたのでそのへんは成長した気がする。
スーパー母さんからは「初めてなんだから完成できただけで上出来」と甘口評価をいただいた。子供の頃はわりときびしい評価をしてくる人だったんだけど、今になってアラフォーの娘を褒めて伸ばそうとしてくてれいるのが感じられる。
いやしかしビヨンドザリーフの本には「斜行しないように編もう」など記載されているものの、どうやったら斜行しないのかのコツなんかは全然記載されていないので、上手に編みたければお教室にいらっしゃいという事なんだろうなぁ。本だけでキレイに編めるのは、ある程度心得のある人なんだろうな。
作り目両側から目を取り輪にするもの、作り目をぐるっと編んで輪にするものにチャレンジしたので
次は底を編んで胴体とつなげるようなものを編んでみようと思う。
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