またもK山さん、殿とモヤモヤしてきた。今度は小田原。ちょっとだけ遠出。
朝7時台に新宿駅に集合してロマンスカーに乗るというハードなスケジュールで
完全に本気の大人。
今回は顔をモザイクじゃなくて似顔絵にしてみる試み。
K山さんがチケットレスで乗車券を予約してくれた
そうこうしているうちに電車は到着した
問題なく乗車完了。
あっという間に小田原に到着
小田原城
まずはオダワラジョーに向かう。お堀には魚が沢山泳いでいる。
とりあえずは本丸を攻める
小田原城自体は昭和に再建されたものだったり、門も平成になって再建されたものだったりするので
ワーこれが悠久の時を経た建築物…という感慨はないが、歴史を伝えようという小田原市の心意気を感じる。
本丸の展望フロアから小田原の街を見下ろし「あのへんが一夜城の場所だよ」「ほら相模湾だよ」と、K山さんに小田原知識を植え付ける。
甲冑体験
城をあとにして、本丸広場で甲冑体験(300円)に参加。
NPOの優しいおじさんがあっという間に着付けしてくれる。
私と殿は甲冑、K山さんはお姫様をセレクト。甲冑と刀はおじさんセレクトによるものなので
おじさんの気分で陣羽織がついたりもする。
私は友人達から「なんだかエビっぽい」「ひこにゃんぽい」等の評価を受けてなかなか悪くないと思った。
中1の春、隣の席に座っていた彼が自己紹介の時に「戦国時代が好き」と言った事から、
私は勝手に彼を「殿」というアダナで呼んできた訳だが、こうして大人になって甲冑着る仲になるなんて感慨深い
そしてK山さんは、お城をバックに戦国時代にタイムスリップした気持ちで1枚撮影するも、カラーコーンが醸し出す非情なまでの現代感。
この後、観光客のおじさんに「持ち込みのカメラでもいい?(一緒に撮ってくれる?)」と、観光地でお客さんと一緒に写真を撮る仮装の人と間違われたため、そそくさと着替えて小田原を後にした。
スリリングであるがリーズナブルな価格で心躍る経験ができるのでおすすめである。
かまぼこ博物館
風祭に移動して、かまぼこ博物館にあるかまぼこバーでかま充する。
500円でかまぼこの試食ができるコーナーだ。
鈴廣は、かまぼこからゆるキャラまで手広くやっている企業なので、ビールも作っていたりする。
いろんな賞取ってる系のやつ。実際美味しい。
以前ここに来た時にも、かまぼこバーに寄ってかまぼこを食べたんだけど
まったくおなじセレクトをしてしまった。
でも何度食べてもいいものだ。ケの日に食べるのは勿体ない気がするので、なにかハレの日に買ってみたい。
ちくわ・かまぼこづくり
それから、本日のメインイベントである「ちくわ・かまぼこ作り体験」に参加。
エプロンや帽子で身支度を整えて作業場に入ると竹と板とすり身が配られるので
係員さんに教えてもらいながら和気あいあいと作業する。
ちくわは竹にすり身をくっつける作業を、かまぼこはすり身を板にくっつける「引き起こし」という作業を行う。
私と殿はそれぞれ来た事があって体験済みなんだけど、1度や2度でうまくこなせる作業ではない。
結果一番うまいのK山さんじゃない?ってなるのも、仕方がない。ビ、ビギナーズラック。
ちくわは15分で焼けるので、館内を散策しているうちに焼き上がる。
竹の上の方に巻いてしまったため、下ばかりこんがりしてしまった。
かまぼこは蒸し上がりに少し時間がかかるので、その間は近くにある鈴廣のレストラン「えれんなごっそ」でごはんを食べることに。
小田原の野菜なんかを使ったビュッフェ形式のレストランだった。
「水ゼリー」というゼラチンに黒蜜がかかったゼリーをK山さんがいたく気に入り、3回くらいおかわりしていた。
鈴廣の駐車場には、鈴廣の「のぼり」が立っていたので、その前で記念撮影をした。
3人とも「これが本当のおのぼりさん」という気持ちを抱いていたと思う。
箱根
かまぼこを無事受け取り、登山鉄道に乗って箱根へ。
路地裏などをブラブラしていたら、逃げない猫に遭遇。逃げないけど、こっちも見ない。
ある程度ブラブラして、梅干し買ったりしてお土産も買えたので
100円くらいで楽しめる足湯にお邪魔した。
最終的にビールを飲む
新宿まで戻る。
そして以前そーさんに連れて来てもらったバーで飲んだ。
今日も楽しいモヤモヤだった。
ただ、すごい計画的すぎてモヤモヤっぽくはなかった。