殿とK山さんの3人で、1年以上ぶりのモヤモヤさまぁ〜ず部を開催してきた。
府中駅集合
今回の行き先は、府中。メインはビール工場の見学。中央フリーウェイを聴きながら待ち合わせ場所に向かった。
府中駅で集合し、ぶらぶら歩きながら工場に向かっていると、大国魂神社で本物のモヤさまが来たと書かれた出店を発見。しかし寄らない(大事なモヤモヤポイントのひとつ)
大國魂神社、ひとまずスルーし府中競馬場前へ
府中の競馬場ルートをぶらぶらしながら工場に向かう。
丁度G1レースが開催されており、人が沢山いてにぎやかだった。
でも競馬はしない(大事なモヤモヤポイントのひとつ)
競馬場周辺には、昭和の風情が漂う飲み屋さんがたくさんあった。帰りに寄る事を決意。
工場に到着
競馬場前から工場まで辿り着いたものの、入り口を探して歩きまわる。
工場内ツアー
最初は映像を見ながら、なぜここに工場を建てたのかという歴史のお話や、これからの見学にあたっての説明をきく。
ここ武蔵野工場は、プレミアムモルツ発祥の地だそうだ。
映像を使った説明が終わると、お姉さんに連れられて工場を進む。
そして水・麦・ホップの説明を受ける。
実際に原料として使用している麦と同じものを一人一人に配ってくれて、試食できる。
未焙煎の状態なのに、ほのかに香ばしくて甘い。軽く塩振って食べたらいいおつまみになりそう。麦で麦飲みたい。
麦のお次はホップについて説明してもらう。
プレミアムモルツは、チェコのザーツでとれるホップなど、欧州産アロマホップを使っているそうだ。
そんなこだわりのホップをレジンみたいなので固めた模型を見ながら、固形ホップの香りを嗅がせてもらう。
化学の実験ぽく嗅がないと危険な感じだった。ビールになるといいにおいなのに不思議だ。
麦汁をつくっている大きな釜。本日は稼働していなかった。
出来上がった麦汁を発酵させるタンクを見ながら移動。
昔使っていたタンクの中を通る。
このタンクで製造できるビールは1人で飲むと200年以上かかる量らしい。夢のようだ。
ビールを濾過して酵母を取り除く機械。加熱して酵母を取り除くビールもあるが、濾過式のものが「生ビール」と呼べる。
男心をくすぐるネーミングに「名前がいい。かっこいい。」と、しきりにうなずく殿。
そしてガンダーラへ
見学のラストは、おまちかねゲストホールでの試飲タイム。
一杯目はプレミアムモルツを、二杯目はこの工場で醸造している限定のビールをいただいた。
無濾過なので、酵母が生きている。
15分間の試飲タイムで、1人3杯まで飲める。
殿と2人で各自2杯ずつしか飲めなかったけど、ビール苦手なK山さんが飲みきれなかった分のビールも飲んだので
都合3杯は飲めたと思う。
苦手だけどこれは飲める!美味しい!と、できたてプレモルをK山さんがちょっと飲めていたので
ぜひビール苦手な人にこそビール工場見学に行ってみてほしい。
缶のプレモルあまり好きじゃくて、プレモルはお店で樽生ばっか飲んでたけど、できたては樽生より美味しい。
20歳になってお酒が飲めるようになった頃に、ひとくちビールを貰って
「うわぁなぜ大人達はこんなものを美味しそうに飲んでいたんだ」と思って夢破れたんだけど
23歳くらいの時に宇都宮の商店街で急にビールに目覚めて以降ビールが好きになったので、
過去に一度ビールに夢破れた大人たちも、こういう工場見学でおいしいビールに触れてみるといいのではないだろうか。
おみやげコーナーも充実
試飲を終えておみやげコーナーに。
武蔵野ミニブルワリーのビールを入れてくれたグラスと同じものが売っていたので
3人お揃いのグラスセットを購入した。後に知ったけど他のサントリーの工場にも
同じデザインの各工場バージョンのグラスがあるらしいので、これはもう他の工場も行かなくてはならない。
昭和を求めて酒場に戻る
見学後は競馬場前に戻り、例の酒場で一杯いただくことに。
G1レースの結果を見守りながら、適当に「あの馬一位だよ」と嘯いていたら本当に一位になって驚いた。
焼き鳥盛り合わせを注文したら、同じ種類が5本盛られた盛り合わせが出てきた事にも驚いた。
大國魂神社、ふたたび
小腹を満たしたので、府中にある世界のビールを取り扱ったお店に行き、ビールを購入。
大国魂神社で七五三の子供たちをチラ見して、七五三より七×五=三十五のほうが近い3人で記念撮影。
大国魂神社は初詣くらいでしかこないけど、なかなかいいものだった。
駅前のおもちゃ屋さんなどを徘徊し、居酒屋でおなかいっぱいごはんを食べて帰った。
なんとも有意義な休日になった。モヤモヤしていないので部活動内容に偽りを感じるが楽しかった。
無料でここまでちゃんとした見学させてくれて、見学でビールづくりのこだわりも伝わったし、サントリーさんのすばらしさを知った1日だった。