藤子F不二雄ミュージアム

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SF(少し・不思議)でおなじみ、藤子F不二雄先生のミュージアムに行ってきた。

童心にかえった。(普段の3倍くらい)
子供の頃、母の日イラストコンクールで、藤子不二雄(A)先生に
「さわやか賞」をいただいた事があるというのが人生の数少ない自慢の一つでして
藤子両先生の作品が大好きでございまして
そんな私ですから、それはもうこの美術館着工決定したその日から心待ちにしておりました。

ジブリ美術館と同様、チケットをローソンで購入して入場は時間指定方式。
1~2階の展示エリア以外は写真撮影も自由。
展示は、一人ひとりに渡される「もしもしデンワ」という機械に数字を入力すると説明が流れてくる親切設計。
空いている場所から好きに回れるので、ゆっくり見られる。

たくさんの原画や複製画が飾られていた(展示は、原画と複製画をローテーションで展示していて、
複製の場合はコピーロボットのシールがついているというなんともF心をくすぐる仕様)

作品の数々の美しさに興奮し、F先生の生い立ちコーナーでは、年表を見て涙ぐむアラサー。
怒涛の人生をマンガと共に生きた素晴らしい人だからこそ今もこうやってミュージアムができるほど愛されているんですね。

美術館にはカフェやはらっぱがあり、はらっぱには色んなキャラクターがいた。

気持ち良さそう

気持ち良さそう

「のび太の恐竜」でおなじみピー助には、同行した友人(互いにアラサー)も思わず一緒に記念写真を撮るほどの興奮を見せた。

恐竜にテンションのあがる26歳と一緒に写真を撮る

恐竜にテンションのあがる26歳と一緒に写真を撮る

どこでもドアは自由に触って写真が撮れるけど
子供たちが一緒に撮るべく並んでいたので、いい大人たちは我慢した。(ピー助では撮ったけど)

一目見るとあのイントロが流れる

一目見るとあのイントロが流れる


あの「空き地」にある土管とドラさん。子供たちが群がっていた。
サッカーをしたり野球をしたりのび太とジャイアンが真夜中に殴りあったりと
様々なドラマを生み出した、あの、「空き地」
「見たろドラえもん、僕ジャイアンに勝ったんだ」
名シーンが思い浮かんで思わず目頭が熱くなる。
原作のフリーキーさを再現

原作のフリーキーさを再現

さて、お腹も空いたところでカフェでごはん。
カフェは大変人気で予約制なので、入館直後にとりあえず展示をすっとばして
一度カフェに予約を入れてから展示をゆっくり見たので、待たずに入れた。
展示観終わってから予約したら二時間待ちとか当たり前なので、まずは予約をおすすめ。
(テイクアウトならそんなに並ばない模様)
カフェも、最初にカウンターで注文してお金を払う方式なので色々スムーズ。

 

「ずっとドラえもんと一緒に暮らさない」

「ずっとドラえもんと一緒に暮らさない」

飲み物は、ウソ800を注文。手前にある黄色い何かを混ぜると

「かわるわよ」

「かわるわよ」

変色。
味は至って普通のハーブティーで、黄色いの全部入れたけどそんなに甘くなりすぎず飲めた。

友人はホットカフェラテを。
このアートは、ドラえもんの他にコロ助だったりパーマンだったり色々描いてくれる。

デザインカプチーノは6種類くらいある

デザインカプチーノは6種類くらいある


カフェラテは飲むとこんな感じ
非常にスリムになられたドラ様

非常にスリムになられたドラ様

カフェで使っているマグカップは、帰りに強制的に通る事になるお土産コーナーに売られている。
(お土産コーナーの魔力については後述)

すべてから目が離せない

すべてから目が離せない

私は「キッズプレート」の「しずかちゃんセット(サラダ・ドリンク付き)」を注文。
なんとこのキッズプレート、大人でも頼めるのだ。
決して「僕中身はまだ小3なんでキッズプレートで」と言った訳じゃない。

心がキッズなら頼めるらしい

心がキッズなら頼めるらしい

そしてデザートに「スネ夫ヘアーチョコクレープ」700円
今冷静に写真を見ると「なんてボッタクリなんだ」と思う。
しかし藤子ハイになっている状態では気にならない。

余談ですが「カナシミ」は名盤

余談ですが「カナシミ」は名盤

友人は、エスパー魔美でおなじみ「コンポコきつねうどん」を注文。おいなりさんがついてきた。
どこまでもキツネにこだわる執拗なきつねセットだ。

ちゃんと魔美の仁丹飛ばすアレが乗ってる

ちゃんと魔美の仁丹飛ばすアレが乗ってる

そしてデザートに「暗記パンフレンチトースト」を注文。おいしゅうございました。
ご飯を食べてお腹いっぱいになった所で、Fシアターへ。

お皿の見事なまでの連ドラが愛しい

お皿の見事なまでの連ドラが愛しい

Fシアター前は広場になっていて、モニターで数々のアニメ作品のOP・EDを流したり
ガチャガチャに夢中になっているのが全員大人だったり

大人の本気

大人の本気

先生のおうちはあっちだったり

私の人生はどっち?

私の人生はどっち?

タッチパネル式の体験コーナーがあったり、写真シールが撮れたり、
数々のFマンガが読めるコーナーがあったりと、中々色々楽しめた。

そしてFシアターは内容もさることながら最後にビックリ。
これはもうぜひ行って体感してほしい。

全体的に、館内にちりばめられた数々のキャラクター達を見つけるのが楽しかった。

テキサスからやってきたツンデレおばけ・ドロンパさんのように大胆に壁に描かれているものから

アイケイムフロムテキサス

アイケイムフロムテキサス


(なにがツンデレなの?という人は読み直す事)

未完の名作の一コマと思われるものも

チンプイのエリちゃんが育ててた赤ちゃんかな?

チンプイのエリちゃんが育ててた赤ちゃんかな?


さりげない取り入れ方にもグッとくる。

シルエットロマンス

シルエットロマンス


 

そして多分お待ちかねのアレも発見。

いでよ神龍

いでよ神龍


 

スッ

スッ

 

(プシュープシューという油圧ポンプの音だけが響く)

(プシュープシューという油圧ポンプの音だけが響く)

 

水も滴るいい男

水も滴るいい男

「きれいな顔してるだろ…ジャイアンなんだぜ…これ…」
(ナレーションは上杉達也でお送りしています)

かの有名なエピソード「きこりの泉」に登場する、きれいなジャイアンさんです。
ちょっとライトアップされているので、ぜひ冬の日の暮れるのが早いうちにまた来て
夕暮れにライトアップされたジャイアンさんの雄姿を眺めたい。

ミュージアムの外観も色々見どころたくさん。これはドラちゃんの目。

細かい所にもドラえもんさん

細かい所にもドラえもんさん


そして外観だけじゃなくて、ミュージアム~登戸駅の往復バスも
すこしふしぎな国行き

すこしふしぎな国行き


 
音痴

すごく・・・オバQです・・・。

 

バスの車内も凝っている

バスの車内も凝っている

このほかにも、コロ助・ドラえもんなど様々なキャラを全面に押し出したバスが走っていた。
今なら往復バスチケットが限定のかわいいやつが買えるぞ。

そしてお土産コーナーでは友人ともどもFハイにかかりすぎて色々買ってしまった。
普段なかなかグッズ化されない、チンプイ・ゴンスケなどのラインナップに心が躍る。
友人は等身大チンプイを購入するというFハイぶりを発揮。
私は予てよりお慕い申し上げていた理系メガネ男子・木手英一さん愛用の「奇天烈大百科型ノート」を購入。
客先での打ち合わせ時などに、iPadのかわりにこちらを開いてメモりたいと思う。
多分「あの人SF(少し・不安)だな」って思ってもらえるはず。

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